助成金とは主に「国などが支給する雇用に係る返還不要の支援金」のことです。
対象になるスタッフがいるのであれば、是非とも活用したい制度ですが・・・
当社ではクリニックで助成金を受けるためのサポートもさせていただいておりますが、サポートの過程で 「色々な問題」が出てきて、途中で頓挫してしまうことも少なくありません。
(1)社会保険(労働保険&健保/年金)に加入しており、滞納がないこと
(2)就業規則(労働条件を定めた規則)が整備されていること
(3)タイムカード、賃金台帳が整備されていること
(4)(2)に則った、休暇、賃金が支払われていること(残業手当等の各種手当含む)
(5)半年間「会社の解雇」がないこと
上記は「整備されていて当たり前」のことですが、徹底されているクリニックはそれ程多くは無いようです。
整備にあたっては、特に�△痢崕�業規則の整備」には注意が必要です。就業規則は本来的には従業員も自由に閲覧できるものですので、助成金を受けるためだけに作成することは後々のトラブルの元にもなりかねません。
院長先生の方針や従業員側の意見も充分に取り入れ、クリニックの実態に合った、必ず実行できる規則にする必要があります。
一方で、しっかりとした就業規則は、クリニックの経営理念や従業員に対する福利厚生などが盛り込まれており、従業員のモチベーションを向上させる効果があります。
どうせ整備されるのであれば折角ですので「しっかりとした就業規則」の作成をお勧め致します。
以前の助成金はシニア人材など、限られたクリニックでしか受給できませんでしたが、近年の助成金は「雇用の維持〜継続」に係るものが多く、助成額も多くなってきています。
受給資格も厳格になってきている一方で、その資格を整備していけばどんなクリニックでも、何かしらの助成金を受け取ることができます。
「院内制度を整備すれば助成金を獲りに行ける」
前述のように、準備段階は手間と時間がかかるものですが、しっかりと整備をして、従業員のモチベーションを上げ、かつ、返還不要の助成金をもらえるとあれば利用しない手はないと考えます。